岡崎は来季レスターで先発の座を守れるか? 元プレミア得点王が「ヴァーディ級FW獲得」を提言

レスターの堅守速攻は「CLで通用する」

 22得点を挙げたヴァーディ、そしてエースを支えた岡崎、サブとして岡崎と交代で出場し続けたFWレオナルド・ウジョアはいるものの、ハイレベルの過密日程を戦うためには、新たにエースクラスの実力者を加える必要があると指摘している。

 前線に実力者を加えた場合、ヴァーディとの絶妙な連携で強烈な高速カウンターを実現した岡崎はスタメンから外れてしまうのだろうか。

 一方、徹底して高速カウンターを磨いたチームスタイルは、変えるべきではないとも語る。

 「私は彼らのスタイルはチャンピオンズリーグでも功を奏すると思う。なぜかって? 彼らの成功は堅牢な守備で成り立っており、ディフェンスの破たんに脅されることはないからだ」と、サットン氏は語る。

 来季続投を明言したクラウディオ・ラニエリ監督は「私たちにはスーパースターは必要ない。スーパースターではなく、正しい選手たちと向上していきたい」と語っている。主力の引き抜きを阻止しつつも、スーパースターの獲得は否定している。前線にヴァーディクラスの実力者はやってくるのか。来季の侍ストライカーの活躍、そして、ミラクル・レスターの続編に注目は尽きない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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