岡崎、マインツ時代の恩師トゥヘルを語る“戦術家かつ激情家”の二面性とは

香川所属ドルトムント率いる知将への評価を「ESPN」が報じる

 レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司がマインツ時代に指導を受けたドルトムントのトーマス・トゥヘル監督について「現実的なのと同時に、悪いことをきっちり言う監督」と分析している。2年間ともに戦った指揮官の練習メニューや戦術の多様さを高く評価。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。
 トゥヘル監督は今季名将ユルゲン・クロップ氏の後任としてドルトムントの監督に就任した。チームはブンデスリーガ2位と好調を持続させ、その手腕には高い評価が寄せられていた。シャルケとのルールダービーでは、日本代表MF香川真司の芸術ループ弾で先制しながらも主力を温存した影響からか2-2のドローに終わり、首位バイエルンとの勝ち点差を離された。続くクロップ氏率いるリバプールとのUEFA欧州リーグ(EL)準々決勝第2戦でも2点差を逆転され、2戦合計4-5で敗退したことから批判が出ている。
 それでもクロップ・ダービーの対戦相手として世界中の注目を集めたトゥヘル監督について、岡崎はその手腕を高く評価している。
「本当に練習メニューが毎日違う。監督として戦術のパターンも、一緒にやっていて頭がいいと思う。それをチームに融合させることが得意。自分もやっていてそう思った。自分の特徴もわかっていて、いいアドバイスをもちろんくれる監督ではあった。いい意味で現実的な監督」

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