なでしこJを襲った悲劇! 阪口のパスが主審を直撃し、豪州の決勝点を演出

主審に当たったボールは不運にも豪州FWの前に…

 なでしこジャパンに悲劇が起きた。29日のリオ五輪アジア最終予選の初戦、オーストラリア戦の前半にいきなり2点を失う展開となった日本だが、イタリア人主審が2失点目を演出する不運に見舞われた。

 0-1ビハインドで迎えた前半41分だった。MF阪口の左足で繰り出したサイドチェンジのパスを、イタリア人の女性主審カリーナ・ビトゥラーノさんが避けきれず、DFラインの裏に走り込んだFWデバンナへの絶好のスルーパスになった。デバンナは冷静にFWヘイマンにラストパス。ヘイマンは冷静にGK山根との1対1を制すると、追加点を決めた。

 日本は前半25分に波状攻撃から先制点を献上。佐々木則夫監督は2失点目の直前にFW大野を見切り、横山を投入する非情采配を振るった直後の予想外のアクシデントだった。

 

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