ACL”死のグループ”突破の鍵とは 浦和主将MF阿部「簡単なようで難しいことが重要」

昨季覇者の広州恒大など大陸王者が揃う激選区

 アジア王者を経験しているベテランは、初戦の重要性を説いた。23日、浦和レッズはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)初戦のシドニーFC(オーストラリア)戦に向けた前日の公式記者会見を行い、チームの主将MF阿部勇樹が出席。「初戦が大事になる」と話している。

 阿部は2007年に浦和に加入すると、初年度にACLを制した。その後、イングランドのレスター・シティでのプレーを経て、12年に再加入。ACLでのプレーは優勝した07年、4強進出の08年、再加入後の13年と15年に続き5回目になる。

 優勝した07年は当然グループステージを突破している。08年は前回優勝チームとして決勝トーナメントからの出場になったが、13年と15年はグループステージで敗退した。その大きな違いは、初戦をホームで勝利してスタートした07年と、敵地での敗戦でスタートした13年と15年という形で大別できる。4チームによるホーム&アウェー方式の6試合という短期決戦のなかで、勝ち点ゼロからスタートしてしまうことは突破への道を大きく狭めてしまう。そうした経験を持っているだけに、ホームで迎える初戦の重要性を力説した。

 

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