SNSでの過激発言連発で物議のスペイン代表DFをイジるメッシ 「大腿四頭筋の調子はどうだい?」

反暴力委員会の監視対象となっているピケ

 バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケはツイッターで扇動的な内容のメッセージを連投し、物議を醸している。そんな“無敵の男”に対し、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが華麗なイジりを披露している。スペイン地元紙「スポルト」が報じている。

 ピケは2015年カタルーニャ最高スポーツ選手賞を受賞した。これは地元紙「ダリオ・スポルト」とカタルーニャ・スポーツ協会連合が選出したもので、ピケはこの栄誉を両親に捧げた。この受賞のスピーチ中に感極まったピケは言葉を失い、左手で自分の太ももを何度も叩き、さするなどの素振りを見せた。

 この姿に、メッシがすかさず反応。「大腿四頭筋の調子はどうだい、ジェリ(ピケの愛称)? 無事を祈るよ!」というメッセージと共に、15秒間で28回、自らの左太ももを叩き、さすったストッパーの所作をネタにする一方、「受賞おめでとう!」と祝福している。

 ピケはソーシャルメディア上で論争を呼び続けている。1月6日のエスパニョールとのバルセロナダービーでは、敵地の観衆の少なさを揶揄。宿敵レアル・マドリードが、昨年12月2日の国王杯32強カディス戦で出場停止のはずだったMFチェリシェフを起用したことで失格処分になると、爆笑の絵文字ツイートでライバルをコケにした。これをきっかけに舌戦となったレアルのスペイン代表DFアルベロアについては、「友だちじゃない。ただの知り合い」とこき下ろすなど、歯に衣を着せぬ言動とツイートで物議を醸してきた。

 スペインの反暴力委員会の監視対象となるなど、バルサ対レアルの対立軸を打ち出し一歩も引かない武闘家だが、親交の厚い世界最高の名手はビシッとイジっている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images 

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