ミラン本田の1月放出へ加速? 伊紙がシステム変更による状況悪化を指摘

前節の”2枚残し”で、本田の攻撃面での信頼度の低さが浮き彫りに

 ACミランの日本代表MF本田圭佑が、4-3-3システムから4-4-2システムへの変更に伴い、さらなる出場機会の減少となるために、来年1月の移籍への流れが加速しているという。イタリア地元紙「コリエレ・デラ・セーラ」が報じている。

 本田は現在リーグ戦10試合連続で先発落ちとなっている。12月1日のイタリア杯4回戦セリエBクロトーネ戦ではターンオーバーにより先発を果たしたが、延長120分間の戦いで見せ場を作ることはできず。シニシャ・ミハイロビッチ監督から試合後、「チェルチの後に来る控え。必要な時に起用する」と、イタリア代表MFアレッシオ・チェルチのサブであると断定された。

 その一方で、スコアレスドローに終わったカルピ戦で、ミハイロビッチ監督は不発のチェルチの途中交代に踏み切ったが、投入したのはFWルイス・アドリアーノ。ゴールがどうしても欲しい状況で、交代枠を2つも残しながら試合は終了。ゴールを狙うオプションとして、本田に対する信頼度の低さが浮き彫りになっていた。

 4-3-3の右ウイングを主戦場としていた左利きの本田だが、チームは最近4-4-2にシフトしている。右サイドハーフのレギュラーはチェルチ。次節ベローナ戦ではU-21フランス代表FWエムベイェ・ニアングがFWから配置替えとなり、先発する可能性が高まっている。

 

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