サウサンプトン吉田が痛恨のミス 地元メディアから両軍最低評価に

複数メディアが最低点

 サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也は28日、敵地マンチェスター・シティ戦で右サイドバックで先発フル出場した。前半9分に軽率なインターセプトを許し、先制点を奪われる痛恨のミスを犯すなど、地元メディアから両軍単独最低点をつけられている。試合は1-3でサウサンプトンが敗れている。

 痛恨のミスだった。自陣深く右サイドでボールを持った吉田は、前半9分、対面したイングランド代表FWラヒーム・スターリングを抜こうとした。だが、腰の引けた切り返しは相手DFの足に当たってボールロスト。快足のスターリングを必死に追いかけたが、そのままゴール前まで独走を許し、ゴール前に走り込んだベルギーMFケビン・デ・ブライネに先制点を許した。GKステケレンブルフら同僚は、よもやの失態に怒りをあらわにしていた。

 「スターリングが吉田のポッカリと空いた隙を突いた」と英衛星放送「スカイ・スポーツ」は指摘。ミスを犯した吉田に落第点の「4」点をつけている。

 地元紙「デイリー・メイル」では「5.5」点の評価で、こちらも両軍で最も低い評価だった。主将のDFフォンテが故障で途中退場する中、吉田はセンターバックでの出番に向け、ロベルト・クーマン監督へのアピールに失敗してしまった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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