清武自身が掲げるハリルJでのテーマは「継続性」 トップ下で香川超えを果たせるか

持ち味発揮も途中交代だったシンガポール戦

 日本代表MF清武弘嗣(ハノーバー)は17日のロシア・ワールドカップのアジア2次予選、敵地カンボジア戦で代表での定位置確保に向けたアピールを狙っている。

 12日のシンガポール戦ではトップ下で先発しながら得点やアシストという形では絡めず、途中交代に終わった。そんな自らの課題として「継続性」を挙げ、レギュラー定着を誓った。正確なキックでチャンスを演出するパサーは、年内最後の代表戦で自らの価値を証明する戦いに挑む。

 先発出場した12日のシンガポール戦、清武は前半から得意のプレースキックやバヒド・ハリルホジッチ監督からも絶賛された組み立ての貢献など持ち味を十分に発揮。しかし、チームは3-0で快勝する中、直接的にゴールに絡むことはできなかった。普段やっているよりも固いピッチでのプレーが災いし、靴ずれを起こすアクシデントもあったというが、それにしても本人にとっては結果を残せなかったのは不本意だったに違いない。それだけに、日本代表としては年内最後の試合となる17日のカンボジア戦に懸ける思いは強い。

「ラストなんで、やっぱりみんな気合入っている。監督も言ってましたけど、いい形で、そしていい内容で、今年を締めくくって、また来年につなげていければいいかなと思います。相手もリスペクトしますけど、リスペクトし過ぎず、自分たちの戦いができればいいかなと思います」

 

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