ディ・マリアのPSG行きが正式発表 わずか1年で約83億円の移籍

ファン・ハール監督と合わず

 マンチェスター・ユナイテッドがアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアをフランス王者パリ・サンジェルマンへ放出したと発表した。
 ユナイテッドは公式ツイッターで「アンヘル・ディ・マリアのパリ・サンジェルマンへの売却が完了したことを認めます。彼の将来の成功を祈っています」と報告した。
 ディ・マリアは昨夏の移籍市場で、当時イングランドの移籍史上最高額の6000万ポンド(約116億円)でレアル・マドリードから加入。補強の目玉として大きな期待を集めたが、ボールロストも恐れない果敢な仕掛けが持ち味のドリブラーのプレースタイルを嫌ったルイス・ファン・ハール監督は、昨季終盤戦で先発から外していた。その一方で、アメリカでのプレシーズンツアー中には「クリエイティブな存在が必要」ともオランダ人指揮官は力説。ディ・マリアは本来なら豊かな創造性を誇るが、さらなる補強の必要性を主張していた。
 地元メディアではパリ・サンジェルマンへの移籍金は4300万ポンド(約83億円)と報じられている。大きな期待を集めた天才ドリブラーはユナイテッド加入時に5年契約を結んでいたが、わずか1シーズンでオールド・トラッフォードを去ることになった。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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