レアルMFイスコ、芸術的な“逃げるFK”に称賛 「センセーショナル」「ショーの主役」
マラガ戦でGKから逃げていく完璧なFKで先制点をマーク「イスコが人々を魅了した」
レアル・マドリードは現地時間15日、リーグ第32節で最下位に沈むマラガと対戦して2-1で勝利した。なかでも、“魔術師”とも呼ばれるスペイン代表MFイスコの完璧な先制フリーキック(FK)は、「人々を魅了する」「ショーのスターだった」と称賛されている。
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序盤のチャンスを仕留められず、0-0で迎えた前半29分だった。ペナルティーアーク後方の20メートル超の位置でFKを獲得。キッカーを務めたイスコがゆっくりとした助走からコンパクトに右足を振り抜くと、ボールは壁の上ギリギリを通過すると、大きなカーブを描いてゴール左隅に突き刺さった。
まるでボールに意思があるかのように、対峙したマラガのスペイン人GKロベルト・ヒメネスから逃げていく芸術的な軌道。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が「イスコが人々を魅了するフリーキックで得点」と報じれば、衛星放送「ビーイン・スポーツ」は「イスコがラ・ロサレーダでのショーの主役だった」と題して、「プレーメーカーはロベルト・ヒメネスから逃げ出す素晴らしいフリーキックを決めた」と伝えた。また、ペルー紙「Diario Trome」も「センセーショナルゴール」と称えている。
試合は後半18分にブラジル代表MFカゼミーロが追加点を奪取。終了間際にマラガに1点を返されたものの、逃げ切って2-1で勝利した。残り6試合で首位バルセロナとは勝ち点15差とリーグ連覇は難しい状況だが、スペインが誇る希代のファンタジスタが意地を見せている。
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