ハリルジャパンが野戦病院化 大島と宇賀神に続き、大迫が痛みで別メニュー調整

大島と宇賀神に続き、大迫が痛みで別メニュー調整【写真:Football ZONE web】
大島と宇賀神に続き、大迫が痛みで別メニュー調整【写真:Football ZONE web】

前線の柱であるFW大迫、右内転筋の違和感を訴える

 日本代表に怪我人が続出している。ベルギー合宿7日目のトレーニングが25日に行われ、23日のマリ戦(1-1)でMF大島僚太(川崎フロンターレ)が負傷交代したのに続き、DF宇賀神友弥(浦和レッズ)、さらには前線の軸であるFW大迫勇也(ケルン)までもが痛みを訴えて別メニューとなっている。

 バヒド・ハリルホジッチ監督も頭を悩ませる事態だ。マリ戦の前半34分に大島が左ふくらはぎを痛めて緊急交代。その翌日には宇賀神が右膝の痛みにより25日はホテルでリハビリ。さらに攻撃陣の要である大迫が右内転筋に違和感を訴えて別メニューとなっている。大島はこの日練習をせず大事を取っている。

 日本代表はDF吉田麻也(サウサンプトン)やDF酒井宏樹(マルセイユ)をはじめ、MF香川真司(ドルトムント)、MF清武弘嗣(セレッソ大阪)などが負傷中。さらに招集メンバーの一人であるDF遠藤航(浦和)も怪我で戦線を離れているなか、ベルギー遠征でも故障が続いている。

 野戦病院と化しているハリルジャパン。メンバーの最終選考といった意味合いも強い3月の2連戦だったが、指揮官のプランにも狂いが生じている。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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