日本代表は「一貫性において苦しんでいる」 英誌がW杯出場決定後の停滞を指摘

英誌がハリルジャパンのW杯出場決定後の停滞を指摘【写真:Getty Images】
英誌がハリルジャパンのW杯出場決定後の停滞を指摘【写真:Getty Images】

“仮想セネガル”のマリに1-1ドロー 「ここ9試合のうち6試合で勝利なし」

 日本代表は23日、ベルギーのリエージュでマリとの国際親善試合に臨み、後半アディショナルタイムにMF中島翔哉が代表初ゴールを奪って1-1の引き分けに終わった。6月のロシア・ワールドカップ(W杯)第2戦のセネガル戦を想定した試合だったが、W杯出場権を逃し若手中心のメンバーで臨んだマリに対して、日本は苦戦を強いられる展開に。英サッカー専門誌はハリルジャパンが「一貫性において苦しんでいる」と指摘している。

「終盤のナカジマの一撃でドローを手にする」と報じたのは、英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」だった。

 後半アディショナルタイムに、中島のゴールで同点に追いついたが、記事では「彼らはサッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)に勝利してから、一貫性において苦しんでいる。リエージュでもこのトレンドは継続され、彼らはここ9試合のうち6試合で勝利なしとなっている」と指摘されている。

 昨年8月31日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦で2-0の勝利を挙げ6大会連続の本大会出場を決めた日本だったが、そこから調子を落とし、勝った試合は同10月6日のニュージーランド戦(2-1)、12月9日のE-1選手権の北朝鮮戦(1-0)、同12日の中国戦(2-1)のみだ。

 戦績のみならず、続出する負傷者やFW浅野拓磨やMF井手口陽介ら予選で活躍した主力が所属クラブで出場機会を失った影響もあり、招集メンバーにも一貫性を欠いている。英メディアも、W杯開幕まで3カ月を切った段階で直面する苦境を指摘している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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