日本代表チームバスから最後に登場する選手は? 大トリで“らしさ全開”…別格の存在感

一通り選手たちが出終えたかと思われたが、少し間を置いてから一人下車した本田圭佑【写真:Football ZONE web】
一通り選手たちが出終えたかと思われたが、少し間を置いてから一人下車した本田圭佑【写真:Football ZONE web】

合宿3日目の21日に遠藤も加わり全26人が揃ってトレーニング実施

 バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、23日のマリ戦と27日のウクライナ戦に向けたベルギー合宿を19日からスタートさせている。宿舎から現地の練習場までチームバスで移動しているが、最後にバスから登場したのは別格の存在感を示すあの男だった。

 日本代表は19日からリエージュでベルギー合宿を開始。合宿3日目の21日は後からチームに合流した浦和レッズのDF遠藤航も加わり、全26人が揃ってトレーニングを行った。全員が揃ったこの日も練習場までチームバスで移動したなか、監督や選手たちが続けざまにバスから降りて練習場入り。大トリを務めたのは、半年ぶりに代表復帰した“背番号4”だ。

 先陣を切るように荷物を持ったハリル監督が入り口に向かうと、その背後から追加招集のDF酒井高徳(ハンブルガーSV)やMF山口蛍(セレッソ大阪)らが続いた。練習着姿の各選手がスパイクや携帯、飲み物などを手にしながらトレーニング会場に入っていったなか、ラストを飾ったのがMF本田圭佑(パチューカ)だ。

 一通り選手たちが出終えたかと思われたが、少し間を置いてから本田が一人下車。代表復帰で注目を浴びる男の登場に、取材カメラマンが一斉にシャッターを切る音がその場に鳴り響く。顔を下げてゆっくりと歩み始めた本田だったが、最後は肩で風を切るように現場入りした。

 バスの最後尾に座っていた本田が最後に登場するのは当然とも言える。だが、やや間を置いてから最後に一人ゆっくり登場し、その場を独特の空気で包み込むあたりは“らしさ全開”と言えそうだ。

【海外】

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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