浦和の救世主となるか 新助っ人の豪州代表FWナバウトが自信「10点以上決めたい」

GK西川が分析「上手いというより、パワーがある」

 ミニゲームで対峙したGK福島春樹は、ナバウトについて「シュートを持っている雰囲気がありますね。自信を持っているからこそシュートを打ってきますし、まだ分からないところも多いですけど、技術的にも素晴らしい選手だと思います。コントロールショットを1本決められましたし、そういうプレーも上手いのかなと感じます」と話し、得点能力に期待を込めた。

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 また、オーストラリア代表と対戦経験のあるGK西川周作は「上手いというよりは、パワーがある」というオーストラリア人選手全体の印象からは大きく外れないと話す。そのうえで「速さもありそうだし、大きなピッチになった時に面白いのかなと。シュートの意識も高いし、裏に抜ける動きも結構やっていた。見ていると守備もしっかりやってくれそうです。このチームでは守備も求められると思うので」と、ハードワークする姿勢への好印象を語った。

 ナバウトは3月にオーストラリア代表として国際親善試合に臨む。6月のロシア・ワールドカップ本大会でのメンバー入りにも期待が懸かるが、「ワールドカップに向けて、この移籍は助けになると思う。ワールドカップは自分にとって一つのゴールだけど、このクラブでリーグタイトルを勝ち取るために全力で戦うことが、ワールドカップに向けた良い準備になると思う。この時期を自分のためにも使って、チャンスをものにしたい」と語る。

 浦和の救世主としてゴールを量産すれば、ワールドカップ行きへのチケットも近づく。最短で18日のリーグ第4節、横浜F・マリノス戦でのデビューが期待されるアタッカーは、浦和復活の立役者になるだろうか。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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