リーガ公式ツイッターがフラッシュバック映像公開　往年のファンの心をくすぐる

　ディエゴ・マラドーナ（現UAE2部アル・フジャイラ監督）は言わずと知れたアルゼンチンの英雄だが、1992年から2シーズン、名門バルセロナでプレーしている。リーガ・エスパニョーラは新たな週を乗り越えるための“モチベーション”として、若かりし頃のフラッシュバック映像を公開。改めて「ナンバーワン」「もはやエイリアン」と驚きの声が上がっている。

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　現役時代に「神の手」や「5人抜き」など数々の伝説を作ったマラドーナ。1982年に母国アルゼンチンのボカ・ジュニアーズから海を渡り、バルサへと入団した。在籍は2シーズンでリーグ戦通算22ゴールと数字は決して傑出しているわけではないが、テクニックと技のキレはやはり際立っていた。

「マラドーナのフットボール」と題された動画では、“ブラウグラナ”（青とえんじ）のユニフォームに身を包んだ“短パン姿”のマラドーナのスーパープレーを回顧。スピードに乗ったドリブルで飛び出してきたGKを攻略し、さらに右ポスト前でマーカーを左への巧みな切り返しでかわしてガラ空きのゴールへ流し込む華麗な個人技に始まり、緩急で相手を翻弄する“3人抜きドリブル弾”や、左足でのピンポイントアシストなどを紹介している。

　同時に何度も映し出されたのは、何度もピッチに打ち付けられるマラドーナの姿。スピードに乗った変幻自在なドリブルの前に、相手がファウル覚悟で止めにかかる光景がうかがえる。

　アルゼンチン出身選手では、現在バルサの絶対的エースとして君臨するFWリオネル・メッシが「歴代最高」との呼び声が高いが、投稿の返信欄では、「全世代で最高の選手」「ディエゴは永遠！　もはやエイリアン」「彼こそナンバーワン」「オールドファンの栄光の記憶」との声が上がり、往年のファンの心をくすぐったようだ。