モウリーニョ、チェフ残留を希望「彼がいなければ王者にはなれなかった」

第二希望は国外への移籍

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、チェコ代表GKペトル・チェフの残留を希望しているようだ。英国メディアの「スカイ・スポーツ」が報じている。

 チェフは今季アトレチコ・マドリードから復帰したベルギー代表GKティボー・クルトワにレギュラーポジションを譲り、ベンチを温める日々が続いていた。

 それでもモウリーニョ監督は、自身と同じく2004年にチェルシーに加入した32歳のベテランGKについて「もし、私に決定権があるのなら、ペトルは残留させる」とコメントし、絶大な信頼を明かした。

「クラブには素晴らしいキーパーが2人必要だ。ペトルがいなければ、今季はチャンピオンになれなかったと思う。彼はプレミアリーグでとても重要な6試合でプレーした。その試合での勝ち点がなければ優勝はできなかったからだ。

 だから、私の第一希望はペトルが残留すること。そして、第二希望はイングランド以外のクラブに行ってほしいということ。彼が他のイングランドのクラブに行くのは望ましくない」

 とはいえ、モウリーニョも「クラブの決定が私のものとは異なったとしても、全てを受け入れるよ」とも話している。

 チェフは、チェルシーでプレミアリーグをはじめ、UEFAチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグと数々の栄光を手にしてきた。その守護神に対し、アーセナルや、リバプール、国外ではレアル・マドリードなど、多くのビッグクラブが興味を持っていると報道されてきた。チェフの去就については今後も注目が集まりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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