今季前半戦に苦しんだアーセナルは、終盤戦にセントラルミッドフィルダーとしてフランシス・コクランが一気にブレーク。カソルラとコクランのコンビで攻守において、飛躍的に安定感が増した。だが、マチュー・フラミニや、ミケル・アルテタの衰えや、故障のリスクが顕在化している。クラブのレジェンドであるティエリ・アンリ氏はストライカー、ゴールキーパー、センターバックに加え、ワールドクラスのボランチの補強もリーグ優勝に不可欠と提言していた。 サウサンプトンからはシュナイデルランのみならず、ケニア代表MFビクター・ワニアマにもアーセナル移籍話が浮上している。だが、ワニアマは自身のツイッターでこれを否定していた。 ガナーズは、3月から公式戦10勝1分けと 終盤戦に無敵の強さを見せている。そこに実績バツグンのボランチを加えることに成功すれば、念願のリーグタイトルに大きく近づくことになりそうだ。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images