ドルトムント香川、5戦連続の欠場へ 指揮官明言も「すぐに復帰できる」と楽観視
チームは2位まで再浮上も、香川は足首の負傷が完治せずRBライプツィヒ戦も欠場
ドルトムントのMF香川真司は、足首の負傷により公式戦4試合連続で欠場が続いている。ペーター・シュテーガー監督は現地時間3日に予定されているリーグ第25節RBライプツィヒ戦でも、香川は欠場すると明かした。ドイツ紙「ルールナハリヒテン」が報じている。
香川は2月10日の第22節ハンブルガーSV戦の途中に足首を捻って負傷交代。その後、リーグ戦2試合とUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦、アタランタとの2試合を欠場している。
欠場前まではシュテーガー新体制の下で公式戦全試合にスタメン出場してチームのキーマンとして君臨していたが、復帰はまだ先になるようだ。ドイツ人指揮官は「ラファエル・ゲレイロとシンジ・カガワはまだ欠場する」と語った。もっとも、それと同時に「彼らはすぐに復帰できると楽観視している」と、復帰が近いことも明かしている。
序盤戦から負傷者の多さに悩まれていたドルトムントだが、ドイツ代表MFマルコ・ロイスや同FWアンドレ・シュールレらが戦列に復帰して調子を上げている。さらに、U-17イングランド代表FWジェイドン・サンチョや今季序盤に11試合6得点を決めていたFWマクシミリアン・フィリップがチームトレーニングに復帰。RBライプツィヒ戦でピッチに立つ可能性も浮上している。
19歳のアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチも含め、サイドアタッカーは質、量ともに充実した陣容を誇っている。一時の不振から脱し、2位まで再浮上したドルトムント。第8節ではホームで今季初黒星(2-3)を喫した因縁のRBライプツィヒ相手に、次こそ勝利を手にしたいところだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images