「すべてを勝ち獲るとは…」 バルサの“ご意見番”、レアル移籍浮上のネイマールに直言

Jでもプレーしたストイチコフが「MSNトリオ」に言及 メッシとスアレスは称賛も…

 昨季までバルセロナで猛威を振るった3トップと言えば「MSNトリオ」だ。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマールのトリオは、昨夏にネイマールのパリ・サンジェルマン(PSG)移籍によって解消となった。このサッカー史に残る移籍から半年を経て、バルサの“ご意見番”とも言えるOBがネイマールに辛口のエールを送っている。

 スペインのラジオ局「ラジオ・マルカ」に出演したのは元ブルガリア代表FWフリスト・ストイチコフ。強烈な左足を武器に1990年代の「ドリームチーム」の得点源として活躍。1998年から2年間は、Jリーグの柏レイソルでもプレーした。現役時代から奔放な言動で知られたが、現役引退後も忌憚のない意見でバルサに“喝”を入れることも多い。

 そんなストイチコフもMSNトリオの活躍には魅了されていた。例えば、メッシについては「俺自身、レオのような選手は見たことがない。毎日のようにメッシのやることに驚かされてるし、ヤングスターの頃から知っていて、謙虚で勤勉な真のファイターだったな」と絶賛。L・スアレスについても、「俺が常に崇拝する男だ。スアレスはワールドカップの出場停止のように、とにかくアンフェアな厳しい時期も過ごしたけど、バルサのユニフォームが似合っている。本当のスーパースターだ」と褒め倒している。

 バルサからPSGに移籍金2億2200万ユーロ(約290億円)で去ったネイマールに関しては、少々違う見立てのようだ。ネイマールにはフランスには馴染めず、レアル・マドリード移籍が取り沙汰されているが、それに対して直言している。

 

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