W杯出場へ移籍決断! ドルトムント、チェルシーからベルギー代表FWバチュアイ獲得

今季終了時までの期限付き移籍、背番号44に決定 ドルトムントSDは決定力を高く評価

 ドルトムントはチェルシーからベルギー代表FWミシー・バチュアイを今季終了時までの期限付き移籍で獲得したことを正式発表した。

 背番号は「44」に決定。アーセナルに放出したガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの代役として獲得し、チェルシーで出番の少なかったバチュアイには前線の新たなターゲットマンとして期待が集まっている。

「自分の大きな目標に到達するために、できるだけ多くの試合でプレーして、たくさんゴールを決めたい。夏にはワールドカップが行われるからね」

 バチュアイは意欲的に語っている。ベルギー代表の攻撃陣はタレント揃いだが、6月に行われるロシア・ワールドカップでの代表メンバー入りに向けて、ドルトムント移籍を決断したことを明らかにしている。

 ドルトムントのスポーツディレクター(SD)、ミヒャエル・ツォルク氏は公式サイトで「ミチは若い。チェルシー、マルセイユでの高い決定力が印象深く、とても興味深いストライカーだ。ベルギー代表とリーグでもすでにクオリティーを証明している」と加入を歓迎した。

 ドルトムントは今夏に獲得したウクライナ代表FWアンドレイ・ヤルモレンコが故障で離脱するなど前線は手薄となっている。2試合連続ゴールで孤軍奮闘中のMF香川真司の攻撃面での負担を、バチュアイは軽減することができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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