レアルのアンチェロッティ監督がまな弟子のイタリア代表MF獲得に直接出馬

PSG指揮官時代の教え子

 レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が、パリ・サンジェルマンのイタリア代表MFチアゴ・モッタ獲得に直接出馬していることが明らかになった。スペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。
 レアルは22日のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝アトレチコ・マドリード戦で1-0の勝利を挙げて準決勝進出を決めた。
 その試合でイタリア人指揮官は、苦肉の策に出た。ベイル、ベンゼマの2トップが故障で欠場し、マルセロも出場停止。さらには、モドリッチも故障で離脱中だった。
 そんな状況下で指揮官は、アシエル・イジャラメン ディという右利きのゲームメーカーら中盤の本職を差し置き、DFのセルヒオ・ラモスを中盤で起用する奇策に打って出た。
 そして、貴重な白星を手にした。
 今季終了後、ケディラの移籍が確実な状況の中、中盤の人員不足は深刻な状況だ。そこでアンチェロッティ監督は水面下で動き始めたという。
 そこで白羽の矢を立てたのはモッタのようだ。PSGを率いていたころの教え子で2012年1月に自らの希望で獲得した経緯もある。
 レアルの指揮官は、PSGで1ボランチとして高く機能している、まな弟子に電話で移籍を呼びかけていると地元メディアでは報じられた。2016年に契約満了となるモッタだが、現時点で来季のレアル移籍の可能性が高まっている。
【了】
サッカーマガジンゾ ーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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