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チェルシーはなぜ差別的投稿の被害に? モウリーニョ監督が考える理由は…
英クラブ別で最も差別的投稿の標的とされているチェルシー
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、チームがソーシャルメディア上で差別的投稿の被害を受けている理由について「退屈だから」と分析している。BBCが報じている。
反差別グループ「キック・イット・アウト」の調査によると、サッカー選手とクラブに対する差別的な投稿は2014年8月から15年3月まで月間16800件。1日平均551件で2分36秒当り1件投稿されているという。
クラブ別で最も差別的投稿の標的とされていたのはチェルシーでこの間約2万件だった。2番目に多かったのがリバプールで約19000件で、3番目がアーセナルで約1万2000件。マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティが約11000件で並んでいる。
記者会見でこの質問を受けたポルトガル人監督は「思うに、自分たちが退屈だからだろう。初日から我々はリーグのトップにいる。この国の人々が好きじゃない理由だろう」と語ったという。
チェルシーは今季開幕から首位を守っている。4位に失速したマンチェスター・シティと並んだこともあったが、一度もトップの座を明け渡していない。クラブに対する中傷は看過できるものではないが、一方でモウリーニョ監督はクラブが標的とされる理由に関して、その圧倒的な強さを挙げていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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