インテル長友、本拠地ラツィオ戦出場せず リーグ戦7試合連続出番なしの正念場

ラツィオ戦は0-0ドロー、カップ戦敗退で長友は出場機会確保に向けて逆風

 インテルの日本代表DF長友佑都は、現地時間30日のセリエA第17節本拠地ラツィオ戦で出番は訪れず、試合は0-0ドローに終わった。

 4バックの左にはDFダビデ・サントンが入り、ダニーロ・ダンブロージオが故障で長期離脱となった右サイドバックにはポルトガル代表DFジョアン・カンセロが入った。長友はリーグ戦では11月5日のトリオ戦で先発したのを最後に、7試合連続で出番なしとなった。

 12日のイタリア杯5回戦ポルデノーネ戦(0-0のままPK5-4)、27日の同準々決勝ACミラン戦と、カップ戦では2試合フル出場を果たした長友だったが、ミランとのミラノダービーで0-1と敗退。インテルは今季欧州のカップ戦出場権を持たず、カップ戦要員となっている長友にとっては、リーグ戦しか残されていないチーム状況は出場機会確保に大きな逆風となっている。

 ラツィオ戦でも、後半38分にカンセロと交代でピッチに立ったのはブラジル人サイドバックのダルベルトだった。長友はルチアーノ・スパレッティ監督から信頼を得ているとは言いがたく、サイドバックの序列が下がっている。

 来年6月にロシア・ワールドカップを控えるなか、長友は再び正念場を迎えようとしている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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