ドルトムントの独代表MFシュールレ、不遇で新天地へ? 代理人が今冬の移籍示唆

16年夏に39億円でドルトムント加入、今季は負傷で序盤戦欠場 新体制で限られる出番

 ドルトムントのドイツ代表MFアンドレ・シュールレは2016年夏にヴォルフスブルクからクラブ史上最高額の3000万ユーロ(約39億円)で加入した。しかし、出場機会の少なさから移籍の可能性が浮上。代理人が今冬の移籍を示唆している。

 シュールレは負傷のために序盤戦を欠場。公式戦出場は8試合にとどまっている。現在は戦列に復帰しているものの、出番は限られている状況だ。現地時間20日のDFBポカール3回戦バイエルン・ミュンヘン戦(1-2)はFWピエール=エメリク・オーバメヤン欠場にも関わらず、ペーター・シュテーガー監督は前線でもプレー可能なシュールレではなく、MFクリスティアン・プリシッチとFWアンドリー・ヤルモレンコを起用した。

 シュールレの代理人を務めるインゴ・ハスペル氏は衛星放送「スカイ・スポーツ」に対して、「アンドレはできるだけ多くプレーしたいと思っている。プレー時間は保証されていない」とコメントし、移籍を示唆している。

 ドイツ代表57キャップを誇り、2014年ブラジル・ワールドカップ優勝メンバーの一人でもあるシュールレ。タレント揃いのドルトムントでは不遇をかこつが、復活を目指して新天地を求めることになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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