Cロナ、グラナダ戦で大暴れ

　レアル・マドリードが5日のホーム、グラナダ戦でポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの5得点の大活躍などで9-1で圧勝した。

　右足第5中足骨骨折により離脱していたコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが復帰した一戦は、前半25分のウェールズ代表FWギャレス・ベイルの豪快な一撃により、ゴールショーが幕を開けた。

　ロナウドは同30分、36分、38分に立て続けにゴールを決め、わずか8分間でハットトリックを達成。英BBCスポーツによると、今季5度目、自身リーガ通算24度目のハットトリックで、8分間での達成はR・マドリードでの自身の最速記録だったという。ちなみにリーガ最速としては、ダビド・ビジャがバレンシア時代の05-06シーズンに達成した5分という記録が残されている。

　後半7分のフランス代表FWカリム・ベンゼマのゴールの後、同9分には再びロナウドがゴール。その2分後には再びベンゼマ弾でリードを広げると、オウンゴールで加点した後、アディショナルタイムにもロナウドがゴールを決めて圧巻のゴールショーを締めくくった。

　後半戦で不振の続いていたR・マドリードだが、衝撃的な勝利で勝ち点を67とし、得失点差も60まで伸ばした。首位バルセロナに強烈なプレッシャーをかけている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images