レアルが補強資金264億円を用意と地元紙報道 PSG経由でネイマール“禁断の移籍”を模索か

今夏ムバッペ獲得を目指し、準備した198億円が手もとに残る状態

 ブラジル代表FWネイマールは今夏バルセロナからパリ・サンジェルマン(PSG)にサッカー史上最高額となる290億円もの移籍金で新天地を求めた。しかし、レアル・マドリードがそのネイマールに対して、パリ経由での“禁断の移籍”を模索していると、スペイン紙「マルカ」が報じている。

 同紙によると、レアルはすでに2018年夏の移籍市場に向けて軍資金を用意しており、スタープレーヤー獲得用のその金額は2億ユーロ(約264億円)にも及ぶとされている。今夏の移籍市場では、モナコに所属していたフランス代表FWキリアン・ムバッペを獲得しようと目論んで選手間合意には達したものの、家族の判断によってこの移籍は実現しなかった。

 レアルは、その際に用意した資金である1億5000万ユーロ(約198億円)が残っているため、スター選手の獲得を引き続き狙っているとしている。そのリストに載っているのがネイマールだ。PSGではウナイ・エメリ監督との確執や、パリでの生活がバルセロナほど快適なものではないなどと報じられることに対して、ネイマールは10日の日本戦後に涙ながらに会見で否定する状況となっている。

 そうした状況を受けて、レアルはネイマールの心変わりを誘おうとしているようだ。

 

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