空前絶後の「J1昇格プレーオフ」争い ラスト2枠を最大5チームで争う混戦を制すのは?

5位徳島と6位東京Vは最終節で直接対決

 千葉は現時点で勝ち点65の8位。5位の徳島ヴォルティスと6位の東京ヴェルディとの勝ち点差は2だが、最終節は両チームの直接対決で、千葉が勝利してなおかつ7位松本が勝ち点3を奪わなければ、6位以内に滑り込む芽も出てきた。ただ、最終節の対戦相手である横浜FCは、11日の岡山戦に勝利すれば勝ち点で千葉と並ぶ。最終節まで希望を残すクラブ同士の対戦となれば、会場となるフクダ電子アリーナは熱気に包まるだろう。

 東京Vと徳島の直接対決は、勝利すればプレーオフ圏内決定の一方で、勝ち点3を奪えないと他会場の結果次第となる。ただ徳島は得失点差27と他クラブを大きく引き離しており、ドローでも7位の松本山雅FCが勝利し、なおかつ8位の千葉が16点差以上の大差で勝利しない限り7位以下はない。より厳しい条件なのは東京Vだが、徳島のリカルド・ロドリゲス監督、東京Vのミゲル・アンヘル・ロティーナ監督のスペイン人指揮官対決が熱を帯びるのは必至だ。

 唯一、直接対決ではない松本は勝利で6位以内を確定できる状況だが、対戦相手はDF登録ながら15ゴールを叩き出しているDF田中マルクス闘莉王を擁する京都と、厄介な相手と対峙する。Jリーグ有数の熱狂的なサポーターで埋め尽くされる本拠地アルウィン全体で、反町康治監督率いるチームを後押しできるか。

 2012年から導入されたJ1昇格プレーオフでは12年大分トリニータ(6位)、13年徳島ヴォルティス(4位)、14年モンテディオ山形(6位)、15年アビスパ福岡(3位)、16年セレッソ大阪(4位)と上位クラブが“食われる”傾向がある。最終節で劇的なプレーオフ進出を手にし、その勢いでJ1切符を勝ち取りに行く――。残り2枠に滑り込んだクラブは、そんな青写真を描きたいところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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