「ネイマールがPKをミスしたが日本に楽勝」 “カナリア軍団”の勝利を海外メディアも報道

槙野の得点で一矢報いるも完敗 海外メディアも「ブラジルが日本を圧倒」と伝える

 日本代表は10日にブラジル代表とフランスのリールで対戦した。FWネイマール(パリ・サンジェルマン)のPKなど前半だけで3失点を喫し、来年のロシア・ワールドカップ(W杯)優勝候補の“カナリア軍団”に1-3で完敗した。海外メディアは「ブラジルが日本に楽勝」と報じている。

 ブラジルが序盤からスピード感溢れる攻撃で日本を圧倒した。前半10分にはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定で得たPKをネイマールが決めて幸先良く先制。同17分にはMF井手口陽介(ガンバ大阪)のクリアが甘くなったところをDFマルセロ(レアル・マドリード)が強烈なミドルシュートを叩き込んで追加点を奪った。

 同31分にFWガブリエル・ジェズス(マンチェスター・シティ)の決定的な3点目で試合を手中に収めた。後半に日本がDF槙野智章(浦和レッズ)のヘディングシュートで1点を返したが、内容的には一方的な試合となった。

 衛星放送「ユーロスポーツ」は「ネイマールがPKをミスしたが、ブラジルは日本相手に楽勝」と試合結果をレポートしている。

 ブラジルは前半16分にこの試合2度目のPKチャンスを得るも、ネイマールのシュートをGK川島永嗣(メス)が横っ飛びで防いでいた。しかし、守護神のファインセーブも試合展開を大きく変えることはできず、記事では「ネイマールは得点とPK失敗があった。そしてマルセロは輝いた。ブラジルはフランスでのフレンドリーマッチで日本を3-1と圧倒した」と報じられた。日本にとっては本大会の優勝候補に力の差を見せつけられる一戦となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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