チェルシーは22日、敵地でハル・シティと対戦し、3-2で勝利を収めた。その試合後、ジョゼ・モウリーニョ監督は、クラブ公式サイトで、負傷離脱を余儀なくされたエースのスペイン代表FWジエゴ・コスタについて言及した。 指揮官は、まず公式戦3試合ぶりの勝利に安堵(あんど)の声を上げた。 「我々は勝利に値していたと思う。自分たちがあのようなパフォーマンスで勝利を逃した際は、サウサンプトン戦と同様の感覚に駆られていただろう。今日は妥当な結果を手にした。良い気分だね」 ただし、その一方で後半30分にハムストリングの負傷で途中交代したコ スタについてこう明かした。 「彼はアトレチコ・マドリーの一員の時、チャンピオンズリーグ決勝で負傷した。彼にはそのもろさがあるんだ。我々は彼のハムストリングが丈夫でないとわかっている。彼はその弱点を補うために懸命に取り組んでいるが、ケガをする可能性はあるということだ」 モウリーニョ監督は、「レミーやドログバがいる。負傷者について嘆くことはない」と締めくくり、次の試合に切り替えた。チェルシーは、2位マンチェスター・シティと勝ち点6差をキープし、消化試合を1試合残している。エース不在が今後にどのような影響をもたらすのか。「スペシャル・ワン」の手腕が試される。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images