日本代表“100試合出場”に王手の長友が悲壮な決意 「結果を残せなければ次はない」

欧州遠征メンバー発表を受けツイッターを更新 「生き残り続けることの難しさを改めて痛感」

 インテルの日本代表DF長友佑都が、31日に行われた11月の欧州遠征メンバー発表を受けて自身の公式ツイッターを更新。A代表通算100試合出場に王手をかけるなかで迎えるブラジルとベルギーとの2連戦に、「この試合で結果を残せなければ、次はないと覚悟して戦いたい」と決意を新たにしている。

 日本が誇る“ダイナモ”の心中も、穏やかではないのかもしれない。

 この日、都内で開かれた会見でバヒド・ハリルホジッチ監督が発表した欧州遠征メンバーのリストには、2008年の北京五輪代表から戦い続けてきた盟友であるパチューカFW本田圭佑、ドルトムントMF香川真司、レスターFW岡崎慎司の名前はなかった。10年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)での活躍を受け、同年に就任したアルベルト・ザッケローニ元監督の下では4人とも絶大な信頼を得てプレー。14年ブラジルW杯にも揃って出場し、ハビエル・アギーレ前監督、そしてハリル監督の下でも主軸を担ってきたが、W杯アジア最終予選の戦いの中で、本田、香川、岡崎は次第にその影響力を失っていった。

 そして今回、W杯本大会を想定した強豪との2連戦で3人が落選。この出来事を受けてか、長友は公式ツイッターに「日本代表選出されました」(原文ママ)と記した上で、「1試合で評価が変わる世界で、生き残り続けることの難しさを改めて痛感します」と綴った。そして「この試合で結果を残せなければ、次はないと覚悟して戦いたい」と続けた長友は、「#日本代表」「#誇り」「#覚悟」と3つのハッシュタグを添え、この2連戦に並々ならぬ決意で臨むことを示している。

 

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