インテル長友、フル出場も伊紙は厳しい評価 対峙したベローナFWに「からかわれた」

敵地ベローナ戦に2-1で勝利 チームは無敗キープも長友の評価は低調なものに

 インテルの日本代表DF長友佑都は、現地時間30日の敵地ベローナ戦にフル出場した。チームは2-1で勝利し、9勝2分でリーグ開幕からの無敗をキープしたが、イタリア紙では「ヴェルデにからかわれた」と厳しい評価を受けるなど、評価は真っ二つに分かれている。

「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は、長友に「5点」という低評価を与えている。寸評では「鳥がおとりにかかるように、ヴェルデにからかわれた。寸手のところでチェルチに深く侵攻されるところだった。対面から繰り返し、困難にされた。試合終了間際の方が良かった」と指摘。ローマから期限付き移籍中のFWダニエレ・ヴェルデに翻弄されたと厳しく評価されている。右サイドバックのDFダニーロ・ダンブロージオのチーム最低点「4.5点」に次ぐ、下から2番目の低い評価だった。

「コリエレ・デロ・スポルト」紙は平均点の「6点」となっているが、相対的な評価は振るわなかった。「ヴェルデに対しては技巧を凝らして自陣でマークしていた。攻め込もうとする時には、鮮明さと効果的な攻撃力に欠けた」と、寸評では攻撃参加時の精度の欠如を指摘されていた。ここでもチーム最低点のFWマウロ・イカルディの「5.5点」に次ぐ、低い評価だった。

「トゥット・スポルト」紙も「6点」だったが、寸評では高く評価されている。「この小さな日本人兵士は攻撃でも押していたし、守備もしていた。スパレッティ監督の管理の下で、保証を与えてくれる選手となった」と、ルチアーノ・スパレッティ監督の評価を高めているとされている。最低点はイカルディの「4.5点」だった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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