インテル長友、指揮官が「重要な一戦」と位置付けるミラノダービーで先発予想

ダウベルトとの争いを制して左SBで先発へ ボランチの一角はガリアルディーニが濃厚

 各大陸で熾烈なワールドカップ(W杯)予選が繰り広げられた2週間の国際Aマッチウィークが終わり、欧州リーグ戦が再開された。セリエA暫定3位のインテルは、サン・シーロで7位ACミランとの伝統の“ミラノダービー”を迎えるが、日本代表DF長友佑都はイタリア紙の最新情報でスタメンと予想されている。

 イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」によるインテルの予想スタメンは、GKハンダノビッチ、DFライン右からダンブロージオ、シュクリニアル、ミランダ、長友が並んだ。長友は今季フランス1部ニースから移籍金2000万ユーロ(約26億円)で加入したブラジル人DFダウベルトとの定位置争いを大一番で制すと予想された。10月の国際Aマッチウィークでは、6日の国際親善試合ニュージーランド戦(2-1)と10日のハイチ戦(3-3)に出場し、2試合目となったハイチ戦は前半45分のみで交代している。

 ボランチはガリアルディーニとボルハ・バレロ、攻撃的MFにはカンドレーバ、ジョアン・マリオ、ペリシッチが並び、1トップはキャプテンのイカルディとなっている。ボルハ・バレロの相棒の座は、ヴェチノとガリアルディーニが争っているが、ルチアーノ・スパレッティ監督は前日会見でガリアルディーニについて「僕にとってとても大事な選手。貢献できる。明日の試合には出るだろう」と話しており、後者がスタメンでピッチに立ちそうだ。

 システムは4-2-3-1がベースと目されるが、指揮官は「いろいろな選択がある。代表から戻った選手たちのコンディションも測って、フォーメーションを決める」と変更も視野に入れている模様。「ミランは順位はさておき、良いチームだ。(インテルは)目標の順位に行くためには、こういう重要な試合に勝たなければならない。大志を抱くために」とミラノダービーへの意気込みを語っている。

 

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