バルセロナのリオネル・メッシが、ロンドン市内でチェルシーのMFセスク・ファブレガスと食事する姿がネット上で出回り、今季終了後のチェルシー移籍の可能性が再燃している。英地元紙「ロンドン・イブニング・ニュース」が報じた。 メッシは、8日のリーグ戦でバジェカーノ相手にハットトリックを達成。その翌日、ロンドンで休暇を楽しんでいた。バルセロナ下部組織時代からの親友のセスクと、元バルセロナでポルトガル代表としても活躍したデコ氏とともに高級カジノでエンジョイし、ピザ屋で食事をするなどリラックスした様子だったという。 記事では、メッ シがファブレガスと休暇を過ごしたことで、アルゼンチンのスーパースターがカンプノウを去るという、うわさが再燃したと分析している。 メッシは今季、ルイス・エンリケ監督と起用法を巡って対立し、それが表面化していた。自身も「来季自分がどこにいるのかわからない」と語り、バルセロナのアリエド・ブライダ国際強化部長も「彼が移籍するということを考えることは不可能に近いが、マンチェスター・シティとパリ。サンジェルマンには豊富な資金があるので、起こり得る」と話していた。 ファイナンシャルフェアプレーを順守しているチェルシーだが、本来的にはメッシのバルセロナ移籍時の違約金として設定されている2億5000万ユーロ(350億円)を支払える圧倒的な資金力を誇る。 首位奪還に成功したバルセロナをゴールラッシュでけん引するメッシだが、チェルシーなどプレミア移籍の可能性は再び高まっているのだろうか。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images