サウジ戦のハリルJに豪州紙「B面に見えなかった」 “期待外れ”の黒星で最大の余波

日本がサウジアラビアに敗戦 2位の座を奪われたオーストラリアはプレーオフへ

 すでに本大会出場を決めている日本代表のワールドカップ(W杯)アジア最終予選最終戦、敵地サウジアラビア戦は0-1で敗戦。サウジアラビアがグループの2位に入り、首位の日本とともに来年のロシアW杯出場を決めた。サウジアラビアに勝ち点で並びながらも得失点差で2位の座を奪われ、プレーオフに回ることになったオーストラリア代表はハリルジャパン敗北の最大の余波を受けることになった。

 オーストラリア紙「ヘラルド・サン」は、すでに予選突破を決めていたハリルジャパンについて「B面には見えなかった」と期待外れと振り返っている。

 日本の敵地戦よりも一足先に試合を終えていたオーストラリア。本拠地でグループ最下位のタイ相手に大量得点差勝利が求められたが、シュート45本を浴びせながらも2-1と最少得点差での勝利にとどまっていた。

「日本は先週、埼玉でオーストラリアを破ったチームから4人変更した。しかし、シンジ・オカザキ、ケイスケ・ホンダが先発に加わり、バヒド・ハリルホジッチの展開したB面のようには見えなかった」

 レスター・シティFW岡崎慎司、パチューカ本田圭佑というビッグネームが先発に復帰したことで“ハリルレコード”の裏面には見えないと評された。

 だが、後半18分にFWムワラドに先制弾を許した。「ゴールと観衆に後押しされたホストチームは試合を優勢に進めた。そして最後のホイッスルで、フィールドとスタンドではワイルドなセレブレーションが巻き起こった」と報じている。

 オーストラリアはハリルジャパンの黒星により、厳しいプレーオフの道のりを歩むことになった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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