サッカーの王様ペレ、ネイマールPSG移籍に好意的 「必要だった」発言の真意とは?

ペレ氏がネイマールの移籍について言及 「彼にとって素晴らしいものになる」

“サッカーの王様”こと元ブラジル代表のペレ氏が、今夏にバルセロナからパリ・サンジェルマン(PSG)へ渡ったブラジル代表FWネイマールの移籍について、「必要なことだった」と語った。果たしてその真意はどこにあるのか。スペイン紙「マルカ」が報じた。

「現在、ブラジル最高の選手はネイマールで、この移籍は彼にとってとても素晴らしいものになると思う。なぜなら、バルセロナではメッシとの大きな競争があったからだ」

 ペレ氏はネイマールの移籍を好意的に捉えており、その理由にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの存在を挙げた。ネイマール本人もPSG入団会見で「彼は僕のお手本」、「この4年でたくさんのことを学んだ」と語るなど、メッシを兄のように慕っていたが、ペレ氏はメッシがいるとネイマールが主役にはなれないことが移籍の大きな決め手になったと考えているようだ。

「彼にとっては良い機会になるし、必要なことだった。今なら彼の本当の力を見せることができる。責任も負うことになるからリスクもあるがね」

 メッシの影から解き放たれたネイマールはPSGの王様として、選手としてのさらなる飛躍を遂げることができるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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