モウリーニョ監督が選手に与えた“歓喜の時間”はたったの20分?

次の戦いに切り替える必要性を強調

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督がリーグカップ優勝直後、選手が歓喜に浸る時間を「20分間」としたことを英地元紙「インディペンデント」が報じている。

 チェルシーは1日、リーグカップ決勝戦でトットナムを2-0で破り、優勝した。

 昨季無冠に終わっていることから、モウリーニョ監督にとっても第2次政権での初タイトルは格別なものとなったはずだが、試合後のインタビューでは気持ちを切り替える必要性を訴えた。

「ウェンブリーでのひと時は美しいものだった。だが、我々に与えられる歓喜の時間は20分間だ。再び練習に励み、水曜日の大一番に備えなければならない」

「子供のようにはしゃいでしまったよ」と振り返るように、優勝セレモニーではトロフィーの前に滑り込むパフォーマンスを披露するなど喜びを爆発させたモウリーニョ監督。しかし直後のインタビューでは、普段のクールな指揮官に戻っていた。

 今季1つ目のタイトルを手にしたモウリーニョ監督はプレミアリーグ、欧州チャンピオンズリーグを勝ち取るため、早くも次の戦いへと視線を向けていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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