闘将テリーがチェルシーと1年間の契約延長を熱望
延長交渉の遅れは優先すべき選手が他にいると理解を示す
チェルシーの元イングランド代表DFジョン・テリーがクラブと1年間の契約延長を希望している。英地元紙「デイリー・スター」が報じたもの。
プレミアで首位を独走するチェルシーの屋台骨を支えるテリーは今季終了後に契約満了となるが、契約延長の交渉はまだ始まっていない。
「クラブは私の立場を認識しているし、私もクラブの立場を熟知している。まだ話し合いは始まっていないが、互いを尊重し合っている。エディン・アザールのような、最優先すべき選手との交渉を先決するのは当然のことだよ。それは、クラブにとって最も大切なことであるし、私にとっても然りだ」
テリーはこう語った。アザールら強豪の未来を担う人材の契約延長こそクラブとしては優先するものと理解を示している。その一方で、今後予想される自身の交渉についても1年間の契約延長で決着すると考えている。
「私はここに残りたい姿勢をクラブに示してきたし、クラブもそれを把握した上で私を留めたいと思ってくれている。1年間の契約延長というかたちで話し合いは進むだろう」
今後のクラブとテリーは交渉の席につくものとみられているが、ジョゼ・モウリーニョ監督からも絶大な信頼を得ているだけに、闘将は来季もチェルシーの最終ラインを支えることになりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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