16歳久保が連覇導くゴールで歓喜! FC東京が浦和に勝利、クラブユース選手権優勝

角度のないところから久保が左足を一閃

 迎えた後半、両チームとも相手陣内に攻め込んでシュートチャンスがさらに増えるなか、均衡を破ったのは34分だった。久保が左サイドでボールを受けて攻撃を展開すると、ゴール中央に入り込んだMF小林幹のパスを受けた久保が、左サイド角度ないところから左足を一閃。この日好セーブを連発していた浦和GK河畑光のニアサイドを突き破り、先制点をゲット。久保はゴール裏のファンに向けて走り出し歓喜の声を上げた。

 その2分後には浦和のハンドを誘い、PKを獲得。このチャンスを小林が冷静に決めて2-0と勝負あり。昨年度の同大会で得点王を獲得した久保は、決勝の大一番で連覇を手繰り寄せる先制弾と勝負強さを見せつけた。

【了】

茂野聡士●文 text by Satoshi Shigeno

フットボールゾーンウェブ編集部●写真 text by Football ZONE web

 

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