塩貝健人、“ギラギラ”劇的ゴールも幻に VARで直前にハンド判明…現地嘆き「全員が駆け寄った」

ヴォルフスブルクの塩貝健人【写真:菅原敬太】
ヴォルフスブルクの塩貝健人【写真:菅原敬太】

今季はいまだノーゴール

 ドイツ2部ヴォルフスブルクに所属する日本代表FW塩貝健人の決勝点が“幻”と消えた。現地時間10月23日に行われた第9節のボーフム戦で後半43分から途中出場し、アディショナルタイムに“見せ場”を作った。

 後半49分、裏に抜け出そうとした塩貝へのパスを相手DFがカットしようとしたが、処理をミス。素早く反応した塩貝が、相手と競り合いながらも力強いドリブルで持ち込み、右足のシュートをねじ込んでネットを揺らした。

 劇的決勝弾でヒーローになったかと思われたが、VARの介入により抜け出す際に塩貝のハンドの反則があったと判明し、得点は認められず。塩貝の今季初ゴールはお預けとなり、試合も1-1の引き分けに終わった。

 現地誌キッカーは、ヴォルフスブルクのアーノルド主将のコメントを掲載。「ゴールが決まった時は本当にホッとした。ベンチ全員が駆け寄ってきて喜んだけど、30秒後に彼(主審)がビデオ証拠を指差す様子を見たら…。あれを楽しんでいると言う人は、本当にサッカーを愛したことがない人だと思う」と嘆いた。
 
 今季のリーグ戦では9試合で先発起用が2回と思うように出番が得られていない塩貝にとっては、定位置奪取に向けて最高のアピールとなったはずの一撃が幻と消え、チームも勝点2を取りこぼす結果に。21歳のストライカーにとってはもどかしさが残る試合になったといえそうだ。

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