ブラジル国内でも波紋…塩貝健人をジーコが擁護「けなしたりするような発言ではなかった」

塩貝健人の発言をジーコが擁護【写真:徳原隆元】
塩貝健人の発言をジーコが擁護【写真:徳原隆元】

鹿島のレジェンド・ジーコ氏が塩貝健人の発言に言及

 元日本代表監督で鹿島アントラーズのクラブアドバイザーを務めるジーコ氏が10月19日、鹿嶋市内にあるクラブハウスで取材に応じた。北中米ワールドカップ(W杯)期間中に波紋を呼んだ日本代表のドイツ2部ヴォルフスブルクFW塩貝健人の発言に「メディアが焚き付けたものだと思っています」と振り返った。

 北中米W杯ノックアウトステージ初戦のブラジル戦前に塩貝が「昔はすごく強かったですけど、今はどうなんですかね。強いことには変わりはない」と挑発とも取れる発言が世界中で物議を呼んだ。

 その発言を受けてジーコ氏は「あの選手の発言は、ブラジル国内でもそうなんですけれど、メディアが焚き付けたものだと思っています。日本代表選手の発言が今のブラジル代表を下に見たり、けなしたりするような発言ではなかったと思います。もちろん昔で言えばロナウジーニョ、リバウド、ロベルト・カルロスがいたりと、いろんな選手がいた時代と比べれば、目立つ選手が少ないかもしれないです。ただ現在いる選手たちもレアル・マドリードや、いろんなチームにいる。そういう意味では相手を蔑むような、相手を下に見るような発言ではなかったと思います。ただ、見慣れている選手というのが当時と比べたら少ないのかなと思います」と見解を示した。

 ジーコ氏は続けて「ノルウェー戦では、相手の監督の方があの(日本代表の)選手よりも過激な発言というか、より攻撃的な発言を言ったのに対して、(ノルウェー代表が)試合に勝った。そういう意味では、あの発言を取り上げて勝ったから大きな話になったのかもしれないです。それによってブラジルのチームが結果勝ったかと言ったら変わらないので、結果に影響しているものではないんじゃないか」とノルウェー代表指揮官の発言を引き合いに、冷静に受け止めていた。

(FOOTBALL ZONE編集部・海老田悦秀 / Yoshihide Ebita)

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