浦和を救った20歳のJ1初弾「吹っ切れた」 公式戦3戦連発…采配ズバリの曺監督「彼が適任だと」

浦和MF笹修大が劇的なゴール
浦和レッズのMF笹修大は、10月17日のJ1第10節水戸ホーリーホック戦に途中出場し、試合終了間際に1-0の勝利を呼び込む劇的なゴールを決めた。自身の公式戦出場3試合連続ゴールがJ1初ゴールとなり「最後は自分が絶対に点を取ってやるという気持ちが実を結んだ」と笑顔で振り返った。
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水戸が前半10分に退場者を出したゲームは、浦和が攻めあぐねる展開になった。特にハーフタイム明けに水戸が5-3-1で守備ブロックを整理してからは浦和の攻撃に手詰まり感も出ていた。そうした中で、後半38分の最後の交代機会で投入された。曺貴裁監督は「1列目にクロスを上げてもなかなかこじ開けられないところがありました。2列目から入る選手が鍵になると考え、彼が適任だと思いました」と、笹を投入した意図を話した。
それが実ったのは、ラスト1分を切ってからだった。4分と表示されたアディショナルタイムも3分以上が経過したところで、右サイドからFW金子拓郎がクロスを上げると笹が飛び込んでヘディングシュートを決めた。「自分がどんどんゴール前に入っていこうというイメージで入りました。本当に最後は自分が絶対に点を取ってやるという気持ちが実を結んだのかなと思っています」と笑顔で振り返った。
北海道出身の笹は、昨年に札幌大谷高校からFC今治に加入し、今年のJ2・J3百年構想リーグまで1年半プレーして浦和へ移籍した。J1開幕戦でスタメンを勝ち取り、少し出場機会から離れた時期もあったが、10月7日の天皇杯3回戦RB大宮アルディージャ戦でプロ初ゴールを決めた。14日のルヴァンカップ3回戦の横浜FC戦でもゴールを奪い、この水戸戦でもゴールと、自身の出場機会では公式戦3試合連続ゴールになった。そして、この決勝点がJ1初ゴールにもなった。
大宮戦でもコーナーキックからヘディングで決めていた。空中戦での得点感覚について「相手の前に入ってヘディングするのは自分の得意な部分でもありますし、試合の中でも随所に狙っていました」と話す。そして「天皇杯で決めたことで自分も自信がついたというか、ゴールで一つ吹っ切れたというか。本当に自信を持ってゴール前に入っていくことや、ギラギラした気持ちがどんどん前面に出てきて、それが今はいい方向に転がっていると思います」と、今の好調ぶりについて話した。
8月末に20歳になったばかりの高卒2年目の世代。まだまだ伸びしろ十分なMFは「結果が伴ってきていることは、自分としても本当に自信になる部分です。そこにはこだわりつつ、長い時間プレーするとなったときには、まだまだ課題もあります。そういう中でも、今チームが勝てて自分個人としても成長できているので、連戦の中で自分が一番上積みできている部分なのかなと思っています」と、自身の成長を実感していた。






















