宿敵レアルが元バルサ久保の強奪を狙う? 「クボの成長を追っている」とスペイン紙

かつてバルサ下部組織に所属した久保に対してシティも興味

 FC東京U-18に所属するFW久保建英は今年Jリーグデビュー、そしてU-20ワールドカップに出場するなど順調に成長の跡を見せている。2年後、18歳になってからかつて下部組織に所属したバルセロナへの復帰も噂されるなか、なんと宿敵のレアル・マドリードが“強奪”を狙っているとスペイン紙「スポルト」が伝えている。

 レアルはここ近年、バルサの有望株入団を阻止するために10代の才能を先んじて獲得する方針を見せている。例えばブラジルの新たな至宝と期待を受ける17歳FWヴィニシウス・ジュニオールを約56億円で獲得(チーム加入は2018年1月より)。同紙はこの例を持ち出しつつ、久保への熱視線についてこう記している。

「移籍市場でバルサに対してダメージを浴びせたいと考えている。FIFA(国際サッカー連盟)の裁定によってラ・マシア(バルサの下部組織)を去らざるを得なくなった日本人、タケ(フサ)・クボの成長を彼らは追っている。そして獲得できる年齢を迎えた時、彼との契約を狙っている」

 下部組織の選手とはいえかつてバルサに所属した久保の強奪となれば、両クラブ間、そしてサポーターに大きな波紋を広げることは間違いない。

 

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