プロクラブを破る金星で初優勝「信じられない結末」 日本人も奮闘…国内初の偉業「歴史を作った」

サウス・メルボルンがオーストラリア国内カップを制覇
オーストラリア・ヴィクトリア州プレミアリーグ(国内2部相当)のサウス・メルボルンは現地時間10月10日、オーストラリア・カップ決勝でAリーグ(国内1部)のメルボルン・ビクトリーと対戦した。試合は1-1で延長戦でも決着がつかず、PK戦を4-3で制して史上初となるAリーグ加盟外のクラブが優勝を果たした。英紙「ザ・ガーディアン」は「歴史を作った。未来さえも変えたかもしれない」と下部クラブによる金星を称賛している。
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かつてイングランド1部トッテナムなどを率いたアンジェ・ポステコグルー監督が所属したサウス・メルボルンは、Aリーグ創設時の改編でトップリーグから除外された歴史を持つ。22年もの間、下部カテゴリーに置かれながらも存続し続け、ついにAリーグの強豪との頂上決戦へと辿り着いた。
試合は延長後半5分にメルボルン・ビクトリーの元オーストラリア代表MFデニス・ジェンローに先制弾を許す苦しい展開となったが、サウス・メルボルンは終了間際の延長後半11分にMFマックス・ミッコラが劇的な同点ゴールを押し込み、土壇場で試合をPK戦へと持ち込んだ。PK戦ではサウス・メルボルンのスペイン人GKハビエル・ロペスが躍動。相手のPKを阻止するなど守護神として立ちはだかり、最後はメルボルン・ビクトリーの元オーストラリア代表DFジェイソン・デビッドソンがシュートを外して勝負が決した。
また、この試合にサウス・メルボルンの日本人MF内田優希が左ウィングで先発し、攻守で奮闘して同クラブ初の国内カップ優勝に貢献した。
同紙は「信じられない結末だった。サウス・メルボルンがオーストラリア・カップの王者として輝いた時、残されたのはオーストラリア国内サッカー史に残る純粋な魔法だった」と絶賛。トップリーグ拡大への意欲を示すサウス・メルボルンに対し「彼らがこの12か月で成し遂げたことを見て、誰が彼らに相応しくないと言えるだろうか」と伝え、今回の歴史的勝利がオーストラリアサッカーの未来を揺るがす可能性を指摘している。























