26歳日本代表が「完全にMVPですね」 森保Jの”1番手”に浮上…OBが絶賛「止めちゃうんですよ」

日本代表の瀬古歩夢【写真:徳原隆元】
日本代表の瀬古歩夢【写真:徳原隆元】

【専門家の目|ハーフナー・マイク】瀬古は唯一3試合連続で出場し、安定のパフォーマンスを披露

 日本代表は10月1日、国際親善大会キリンカップの初戦で南米の強豪エクアドル代表と対戦。0-0のまま90分を終え、PK戦の末に勝利を収めた。この試合で活躍し日本の要へと成長するDF瀬古歩夢を元日本代表FWのハーフナー・マイク氏が絶賛した。

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 日本代表DFで今一番安定のあるプレイヤーになりつつある。エクアドルとの一戦は、お互いに堅守を崩せず0-0のままPK戦へともつれ込む膠着した展開となった。決定打に欠ける「渋い試合」ではあったものの、ピッチ上では個々の守備のクオリティの高さが随所に光った。

 特に中盤では佐野海舟と田中碧の両ボランチが激しい球際で何度も競り勝つシーンがあった。そして、その2人に劣らずだったのが瀬古だ。

「瀬古選手目立ちますよね。対応の良さといい、カバーもそうだし、1対1もほとんど抜かれてる感じもしないし。ポストプレー系のFW相手にも対人強い。これでまたA代表でもっと多くの試合を経験して、さらに自分のチームでもしっかりスタメンなんで。まだ26でしたっけ?まだまだこれから楽しみですよね」

 さらに「相手のFWからすると、すごくやりづらいタイプのDF。ビルドアップでの貢献もそうですけど、守備では相手が『これをやりたい』『こういう形でボールを受けたい』と思う前にもう止めちゃうんですよ。相手に得意な形を作らせない、入れさせない対応が本当にうまいなと感じます」と、かつて自身が大型FWとしてピッチに立っていたからこそわかる選手目線での瀬古の凄さを語った。

 そして、「ここまでの3戦通して完全に瀬古選手がMVPですね」と、負傷者も出ているDF陣で唯一3試合連続スタメン出場しつつ、安定感のあるプレーを見せている26歳を絶賛した。

 なんでもできる「オールラウンダーな選手」と称賛するハーフナー氏。所属するフランス1部ル・アーヴルではCBだけでなく、ボランチとしても好プレーを披露し、昨季はファンが選ぶクラブの年間MVPに輝いた。

 代表でこそ北中米ワールドカップではスタメン起用が1試合、途中出場が1試合と計2試合の出場にとどまったが、W杯後初の活動では現状DFで1番手といっても過言ではない。

 試合を通じて見せた抜群のカバーリング、楔のパスやビルドアップ能力、そして相手の攻撃を未然に防ぐ先読みのディフェンス力。渋い展開の裏側で見せた瀬古の圧倒的なパフォーマンスは、日本代表の守備陣に新たな可能性をもたらしている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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ハーフナー・マイク

ハーフナー・マイク/1987年5月20日生まれ、広島県広島市出身。2006年に横浜F・マリノスの下部組織から昇格。福岡、鳥栖への期限付き移籍を経て、2010年に甲府に完全移籍。2011年にJ1で日本人トップの17得点を挙げ、日本代表に初選出。2012年1月にオランダ1部フィテッセに移籍。スペイン1部コルドバ、フィンランド1部ヘルシンキを経て、15-16シーズンはオランダ1部デン・ハーグに加入し、16得点を記録。その後は神戸や仙台などを経て、2022年に現役引退。日本代表は通算18試合4得点。現在はJ2甲府のクラブアンバサダーに就任し、ホームタウン活動やスクールコーチを務めている。

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