塩貝健人の「1トップ起用もあり」 ハーフナー氏がプランBを提案「ギラギラ感はやっぱりいい」

【専門家の目|ハーフナー・マイク】上田綺世の決定力と懸念事項
日本代表は9月24日、宮城スタジアムでウルグアイ代表と国際親善試合を行い3-1で勝利した。新戦力の台頭とエースの存在感が光った一戦で、元日本代表FWのハーフナー・マイク氏は今後の1トップにおける“プランB”について見解を語った。
◇ ◇ ◇
森保ジャパンが南米の強豪を力で押し切り、第3次政権の初陣を飾った。日本は前半11分、A代表デビューとなったMF松木玖生のゴールで先制。前半終了間際に追いつかれるも、同点のまま試合終了になるかと思われた後半アディショナルタイムにFW塩貝健人とFW上田綺世が立て続けにネットを揺らし、ワールドカップ優勝2回の実績を誇る古豪を退けた。
この試合、ダメ押しの一発を決めたFW上田綺世にはさすがと言うほかない。MF久保建英からのスルーパスに抜け出しあと一歩の惜しいシュートを放ったのに加え、決勝点となった塩貝のゴールもアシストした。
昨季エールディビジで得点王を獲得し、今季フランスのリールに活躍の場を移してからも活躍を続ける上田にハーフナー氏も賞賛を惜しまない。
「昨季、オランダで主力として点を取り続け、今季もコンスタントに活躍できていることが自信として表れていますね。そういう状態なので、日本代表でもみんながまずはゴール近くにいる上田選手を探しますし、パスを集めてくれる。本当に今の日本代表において彼の得点力というのは欠かせない武器です」
来年1月に控えるAFCアジアカップに向けてもこのまま好調を維持してもらいたいところだが、北中米ワールドカップのように大会直前になってまさかの事態に見舞われないとも限らない。ウルグアイ戦では前田大然がスタートを務めた。ハーフナー氏はプランBをどう見ているのか。
「上田選手に代わる筆頭株が現れてほしいのは事実で、この点に関しては後藤(啓介)選手が若くて勢いもあり、上田選手から多くを学んでいると思います。また、出番はありませんでしたが初選出となった横浜F・マリノスの谷村海那選手もピッチに立つとどのようなプレーを見せてくれるのか楽しみですね」
そのうえで、決勝点を奪った塩貝も1トップの一案として「面白い」と語る。
「森保(一)監督もインタビューで言及していたように、あのギラギラ感はやっぱりいいですね。貪欲に自分でどうにかするみたいな姿勢が素晴らしく、身体も強いですから、1トップ起用もありだと思います。
ただ、今は所属先で出場時間を確保できてない状況ですから、まずはスタメンの座を奪うことが大事です。ウルグアイ戦で点を取れたことによってクラブに帰ってから勢いに乗るんじゃないでしょうか」
今回の代表ウィークの残り3戦。ハーフナー氏が指摘した“筆頭株”として名乗りを上げるのは果たして誰になるのか。
(FOOTBALL ZONE編集部)

ハーフナー・マイク
ハーフナー・マイク/1987年5月20日生まれ、広島県広島市出身。2006年に横浜F・マリノスの下部組織から昇格。福岡、鳥栖への期限付き移籍を経て、2010年に甲府に完全移籍。2011年にJ1で日本人トップの17得点を挙げ、日本代表に初選出。2012年1月にオランダ1部フィテッセに移籍。スペイン1部コルドバ、フィンランド1部ヘルシンキを経て、15-16シーズンはオランダ1部デン・ハーグに加入し、16得点を記録。その後は神戸や仙台などを経て、2022年に現役引退。日本代表は通算18試合4得点。現在はJ2甲府のクラブアンバサダーに就任し、ホームタウン活動やスクールコーチを務めている。




















