1点決まれば「ドバドバ取れる」 欧州で絶好調のアタッカー…代表OBが見据える左シャドーの「本命」

【専門家の目|ハーフナー・マイク】日本はウルグアイに3-1で勝利
日本代表は9月24日、宮城スタジアムでウルグアイ代表と国際親善試合を行い3-1で勝利した。新戦力が輝き、エースがさすがの存在感を見せて南米の強豪を退けた一戦。そのなかで、元日本代表FWのハーフナー・マイク氏は“左シャドー”の争いについて見解を語った。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)
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第3次森保政権の初陣を劇的な勝利で飾った。日本は前半11分、A代表デビューとなったMF松木玖生が左足を振り抜き、先制点を奪取。前半終了間際に追いつかれるも、同点のまま試合終了になるかと思われた後半アディショナルタイムにFW塩貝健人とFW上田綺世がゴールを奪い、一気に突き放した。
松木と塩貝、2人の代表初ゴールが生まれた一方、フライブルクで4戦3発と今季絶好のスタートを切って活躍が期待されたMF鈴木唯人は、この日もネットを揺らせなかった。来年1月から開催されるAFCアジアカップに向けMF南野拓実とMF三笘薫がトップフォームへ戻れるか不安が募るなか、左シャドーの破壊力は北中米ワールドカップから懸案事項になっているように思える。
今回の試合を受け、この点では塩貝が一歩リードしたのか。ただ、ハーフナー氏は、鈴木唯人がファーストチョイスになる可能性が高いとの見方を示す。
「監督としてはやはりコンディションのいい選手を選びたいところで、鈴木選手は今季開幕から継続して活躍できています。ウルグアイ戦も得点こそありませんでしたが、本当にキレキレだったと思いましたし、細かいパス回しの中にもしっかり入り込めていました。攻撃だけでなく、守備への切り替えも良かったです。
左シャドーの選択肢としては、鈴木選手以外にも前田大然や鎌田大地選手も務められます。なので、普段のリーグ戦に継続して出られていてコンディションがいいというポイントが起用にあたって優先されるでしょう。その点、塩貝選手は今季ここまでボルフスブルクでの出場時間確保に苦労しています」
鈴木唯人は、代表8試合出場もいまだゴールを奪えていない。それでも、ハーフナー氏は爆発の時が来ると楽観視している。
「まずは1点が決められれば、そのあとはドバドバ取れると思います。1点目までは苦しんだものの、そこから得点を重ねていったという代表選手は過去に何人もいましたから」
今回の代表期間中、鈴木唯人にとっての待望の瞬間は訪れるか。その1点を決められた時、左シャドーの戦力値は大きく底上げへと向かうだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)

ハーフナー・マイク
ハーフナー・マイク/1987年5月20日生まれ、広島県広島市出身。2006年に横浜F・マリノスの下部組織から昇格。福岡、鳥栖への期限付き移籍を経て、2010年に甲府に完全移籍。2011年にJ1で日本人トップの17得点を挙げ、日本代表に初選出。2012年1月にオランダ1部フィテッセに移籍。スペイン1部コルドバ、フィンランド1部ヘルシンキを経て、15-16シーズンはオランダ1部デン・ハーグに加入し、16得点を記録。その後は神戸や仙台などを経て、2022年に現役引退。日本代表は通算18試合4得点。現在はJ2甲府のクラブアンバサダーに就任し、ホームタウン活動やスクールコーチを務めている。


















