久保建英、ベンチ続く現状は「危険な兆候」 スペイン現地記者の見解「手放せる立場にない」

日本代表の久保建英【写真:徳原隆元】
日本代表の久保建英【写真:徳原隆元】

レアル・ソシエダではベンチスタートが続く久保建英

 日本代表MF久保建英は9月24日、国際親善試合のウルグアイ戦に途中出場し、チームの3-1勝利に貢献した。日本代表で輝きを見せた一方で、所属するレアル・ソシエダでは出場機械の増えない現状に、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が注目している。

 今季のリーグ開幕戦こそスタメン出場を果たした久保だったが、チーム内でベンチスタートが続く現状。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、「最も違いを生み出せる才能を軽視して手放せる立場にない。この日本人選手への信頼を失うことは、クラブにとって許されない愚かな贅沢」と伝え、日本人アタッカーへの信頼を保つよう訴えている。

 今季開幕からの数字やここ数か月のパフォーマンスを踏まえ、ペレグリーノ・マタラッツォ監督の慎重な起用姿勢には理解を示しつつも、同メディアは「背番号14をわずかな役割に降格させるのは危険な兆候だ」と警鐘を鳴らす。前線からのプレッシングや素早いトランジションを求める指揮官の戦術に対し、久保の連係や打開力が当初上手く噛み合っていない現状に触れつつも、スイッチが入れば単独で試合を決められる存在であると強調した。

 また、クラブでのトレーニングにおける久保の取り組みについて「態度は申し分なく、最大の献身をもって練習している」とチーム内の評価を紹介。質の高さと献身的な姿勢が備わっている以上、クラブは久保を待つべきだと論じている。チームが停滞した試合を打開するには、久保のスピードやドリブル、予測不能なアイデアが必要不可欠だと主張した。

「膠着した試合を打破するために、レアル・ソシエダには予測不可能な選手のスピード、ドリブル、そしてファンタジーが必要なのだ。彼を取り戻さなければならない。日本代表でのインターナショナルブレイクは、彼にリズムと自信を取り戻させてくれるだろう」

 日本代表の活動による中断期間が「リズムと自信を取り戻させるだろう」と分析。代表戦を終えてチームに戻った際、マタラッツォ監督は久保のポジションを見つけ出す必要があるとし、「タケ・クボを抱えるのは特権であり、彼をベンチで消灯させておくのは許されない贅沢だ」と締めくくっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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