移籍騒動のネイマールがユベントス戦2得点 バルサが2-1勝利、8万2100人の観衆が熱狂

PSG移籍が浮上のネイマール、メッシらとともに前半45分間のみの出場

 移籍騒動の渦中にいるバルセロナのブラジル代表FWネイマールがアメリカ・ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで行われたインターナショナル・チャンピオンズカップで、ユベントス相手に2ゴールを決めて大観衆を熱狂させた。

 1点目が生まれたのは前半15分。左サイドでFWリオネル・メッシのパスを受けたネイマールはドリブルで中央へ持ち込むと、右サイドから絞ってきたFWパコ・アルカセルとのワンツーで一気にペナルティーエリア内へ進撃。DFのプレッシャーをかいくぐり、最後は倒れ込みながらのシュートでGKジャンルイジ・ブッフォンの守るゴールを打ち破った。

 さらに同26分、今度は華麗なドリブルショーを披露する。エリア内左から二人のDFの間を突破すると、細かなステップで一人、二人とかわしてゴール前を横断。最後は強烈な右足のシュートをゴールに突き刺し、この試合2点目を奪った。

 後半18分にはユベントスDFジョルジョ・キエッリーニがコーナキックから1点を返したが、8万2100人という大観衆が詰めかけた一戦はバルセロナが2-1で勝利を収めている。

 パリ・サンジェルマンへの移籍騒動の渦中にいるネイマールは、メッシらとともに前半45分間のみの出場に終わった。チームメートに移籍の意思を伝え、すでに条件面で個人合意に達しているとも言われているが、その去就は一体どのような方向へ向かうのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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