大型補強のミランで居場所失う“若き才能” 下部組織出身の2選手がユベントス移籍か

“至宝”ロカテッリとデ・シリオに放出の可能性が浮上と伊紙が報じる

 大型補強を繰り返しているACミランは、チャイナマネーを得て大きくチームの強化方針を変更している。ネームバリューのある選手たちを獲得する一方、チームの将来を担うと期待された若手を手放す意向を持っているようだ。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。

 ミランは先日、ユベントスからイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチを獲得することで合意したと発表した。ユーベのリーグ6連覇を支え、イタリア代表でも中心的な存在を引き抜くことに成功したが、逆に居場所を失うのが昨季まで出場機会を得ていた若手選手たちだ。

 なかでも昨季、主将のイタリア代表MFリッカルド・モントリーボが長期離脱した際にポジションをつかんだ、下部組織育ちの新鋭MFマヌエル・ロカテッリがチームを離れることが濃厚になったという。そして、その移籍先がユベントスが有力だと報じられている。

 それに加えて、1年前の欧州選手権でミランから唯一イタリア代表に選出されたDFマッティア・デ・シリオのユベントスへの移籍交渉も進展しており、交渉成立が迫っているという。デ・シリオもまた下部組織育ちで、低迷が続いていたミランの希望とされる存在だった。

 

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