J1浦和、曺貴裁監督就任で「多くの意見を頂戴した」 新社長が“対策”明言「徹底していく」

浦和の代表取締役社長に就任した清水稔氏が会見
浦和レッズは7月1日付で代表取締役社長に就任した清水稔氏の記者会見を実施した。「一体感の再構築」を掲げ、様々な反響を呼んでいる曺貴裁監督の就任について「代表としてすべての意見を真摯に受け止めている」と話した。
清水氏は2023年に浦和の副社長に就任。6月30日付での田口誠氏の社長退任が発表され、新社長に就任した。それにあたり「田口より確かなパスを受けた」として、「非常に光栄に感じるとともに、ファン・サポーターの皆様からの期待を思うと身の引き締まる思い」と話した。4月末に田口前代表の重任が発表されてから間もない人事について、シーズン移行に伴い「新しい事業年度になる(7月はじまり)という中でそうなった」としている。
就任にあたり4つの大きな方針の説明を行った清水新社長は、その1つに「ファン・サポーターの皆様、ホームタウンの皆様との一体感の再構築」を挙げ、「今はファン・サポーターの皆様をはじめ、多くの皆様に十分な信頼をいただけていない状況にあると考えている。クラブの考えを十分にお伝えできなかったことに加え、密なコミュニケーションが減少したことも原因と考える。建設的な対話の場を設け、正面から向き合いながら進んでいくことを約束したい」と話した。
また、曺監督の就任について「多くの方から意見を頂戴した」としたうえで「代表としてすべての意見を真摯に受け止めている。ハラスメント防止には当クラブとしても強力に取り組んでいる。防止、早期発見、発生時対応の観点で整理している。法令順守のみならず社会的責任として当然の義務であり、ガバナンスを徹底していく」と話した。
そして、新監督選任の場にも同席したことを明かしたうえで「チームのコンセプトを実現してくれる監督が誰なのかという点で、曺監督が値する。情熱家で熱い気持ちがある。そういった思いをなくしてはならない」と話し、「最低でも週に1回現場と話をする。そこに監督も出席してもらい、経営側と話をして管理をしていく。通報システムは根付いている。選手契約にも盛り込まれている。この特別大会(百年構想リーグ)でトライしたのは、臨床心理士をクラブにつけたこと。2026/27シーズンから正式に採用する」との方針も明らかにした。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)















